新型コロナウイルス対策について

新型コロナウイルス対策について

この度、新型コロナウイルス感染症で、影響を受けた方に心よりお見舞い申し上げます。

今回は、私も含めたコロナウイルスにより影響を受けた方へ、少しでもプラスになる対策や情報を発信したいと思い、記事にさせて頂きました。

これまでウイルス感染などあまり意識する事もなく生活していたのですが、今回のウイルス感染症の世界的拡大により、沢山の情報を見ることが多くなり、自分でも調べる事が増えていきました。こういった対策は収束後も、インフルエンザ等様々な病気予防にも繋がるものなので、生活自体を変えていくきっかけにしたいと思います。

という事で、消毒や生活に関する注意点から、助成金についてなど、私の分かる範囲ですが、できるだけ掲載いたしました。

 

ウイルス感染対策について

この記事を書いているのが2020年7月9日です。この日は東京で感染者数224人と一気に増加したという知らせが入っている時期になります。現時点では今後更に増えていく可能性が高いと思っています。私のような地方都市でも、確実に広まっている感覚がありますので、家族や知人や隣人を病気から守るためにも、日々新しい情報も入ってきますので、できるだけ正確な知識をつけ、感染予防につなげていきたいと思います。

 

マスクの着用について

n95マスク

少し前までは、マスクが品薄で手に入りにくい状況がありましたが、現状はある程度商品が手に入るようになっています。

売られているものでは、不織布を使ったサージカルマスクが一般的です。N95マスクなど、よりウイルス除去効果の高い商品もありますが1枚800円程度と高額で現在では一般の人は入手困難になっています。

一般的にはサージカルマスク(不織布マスク)や布マスク、洗えるウレタンマスクを利用している人が多いようです。

マスクの性能は、N95マスク >サージカルマスク(医療用)>ウレタン・布マスク  となっています。より感染リスクの高い医療関係ではN95マスクを利用することが多いようです。

ウイルスの大きさ

通常のマスクは、花粉や飛沫程度までは予防できます。しかしウイルスは小さすぎるため、N95マスク以外の通常のマスクではウイルスは抜けて吸い込んでしまうようです。医療用のサージカルマスク(不織布マスク)は、多少の効果があると言われていますが、実際の所まだ正確にはわかりません。

ただし、一般のマスクなど使用しても意味がない、という事ではありません。

  • 飛沫を防ぐ効果
  • 顔を触らない効果
  • 喉の保湿効果

などが期待されるため、布マスクでも十分予防効果はあると言われています。

自分だけでなく、相手のためにもマスクは必ずつけましょう。

また、付け方にも注意が必要です。

マスクの表面についたウイルスを触らないように、紐をもってマスクを触るようにします。また、外したマスクの置き場所にも気を使うと良いと言われています。テーブルに置く場合は、ティッシュ等でテーブルに触れないようにし、出来れば上からもティッシュをかけてあげても良いですね。

マスクをする場合、鼻も隠すようにして方が良いですね。

顔とマスクの間に隙間が出来ないように気をつけましょう。

サージカルマスクは洗うことが出来ませんので、基本的に使い捨てになりますが、マスク不足なのとマスクの利用頻度が上がっているので、数回は再使用する人も多いようです。もし再使用する場合は、マスクを洗濯物かけに吊るして、アルコール消毒スプレーなどをかけておきます。また、丸一日吊るしておけば、ウイルスは不活性化するという研究もあります。※新型コロナウイルスについてはまだ立証はされていません。

また、これから気温が上がり夏になると、マスクを付けた状態では熱がこもり、呼吸も苦しくなり、最悪熱射病に陥る危険性があります。気温の高い時は、人と触れ合わない場所や屋外では、マスクを外す事も必要です。屋内や人話す時など、ポイントでは必ず付けるようにしましょう。

 

消毒方法について

消毒

感染症予防の基本である、消毒についてですが、まずは手洗いうがいが大切ですね。

  1. 外出から帰宅したらまず手洗い→顔あらい→うがい
  2. 部屋に入る前に出来ればシャワーにはいる、又は着替えます
  3. 洋服は洗濯に、カバンや荷物は消毒するか、玄関に置き、部屋に入れない
  4. 消毒は濃度に注意(手洗い後等、きれいなタオルで拭いてから消毒する)
  5. 購入した料品等も玄関で消毒して部屋に入れる

外出先でも、携帯用アルコールジェルやスプレーを使って、こまめに消毒するようにしましょう。手や指は、最もウイルスが付着しやすい所で、いたる所に付着しているウイルスを手や指で触ってしまいます。自動車に乗る前、何かを触った時などは、逐一アルコール消毒は行うようにすると感染予防に有効です。

 

ウイルスに対応する消毒液について、厚生労働省より情報が出ています。下記の表をご覧ください。

新型コロナウイルス消毒・除菌方法一覧(それぞれ所定の濃度があります)

方法 モノ 手指 現在の市販品の薬機法上の整理
水及び石鹸よる洗浄
熱水
アルコール消毒液
医薬品・医薬部外品
(モノへの適用は「雑品」)
次亜塩素酸ナトリウム水溶液
(塩素系漂白剤)
「雑品」(一部、医薬品)
手指用以外の界面活性剤
(洗剤)
(未評価) 「雑品」(一部、医薬品・医薬部外品)
次亜塩素酸水
(一定条件を満たすもの)
(未評価) 「雑品」(一部、医薬品)

※薬機法上の承認を有する製品が一部あり、そのような製品は手指消毒も可能。
厚生労働省ホームページより

アルコール消毒液について

アルコールは最も手軽で、手や指に利用できる消毒液です。アルコール消毒液は品薄になっている事が多いので、見つけたら直ぐに購入します。アルコール消毒液と同様なものでは“消毒用エタノール”などがあります。燃料用のアルコール(メタノール・メチルアルコール)は、消毒用アルコールと似ていますが、危険性が高く絶対に消毒には使わないで下さい。体内に入れば大変有毒で最悪死に至る場合もあるそうです。

アルコール消毒液は、市販のものであればそのまま使用できます。エタノール等の99%以上の濃度が高いものであれば、少し薄めて使うとより効果が高まると言われています。すごく大雑把に70%〜80%程度が最も有効と言われています。薄める場合は精製水を使用しますが、無ければ水道水でも大丈夫です。

薄まると効果があがる理由は、アルコールの場合、濃度100%であれば、すぐに揮発してしまい効果が持続されないからのようです。多少薄めると効果の持続時間が伸びます。消毒には一定時間が必要です。

次亜塩素酸ナトリウムについて

最も手軽で、費用もかからずに行える消毒方法です。次亜塩素酸ナトリウムは、市販の漂白剤(キッチンハイター・キッチンブリーチ・100円前後)の主成分です。原液のままでは濃すぎるため、薄めて使用します。原液が皮膚や目に入らないように、手袋をして作業するなど注意が必要です。

●コロナウイルス対応:触れたものへの消毒
0.02%(200ppm)の消毒液の作り方

500ml(500mlペットボトルを使用)に対して、ペットボトルのキャップの約半分(約2ml)を混ぜるだけ。必ずマスクとゴム手袋をつけて作業を行います。皮膚に触れると手が荒れてしまう場合があります。

●ノロウイルス対応:ノロウイルス嘔吐物への消毒

0.1%(1000ppm)の消毒液の作り方

500ml(500mlペットボトルを使用)に対して、ペットボトルのキャップの約2杯分(約10ml)を混ぜるだけ。嘔吐物が飛散しないように新聞紙等を上からかけてからその上に多めに消毒液をかけ、慎重に処理します。その際にマスクとビニール手袋をつけて行い、手袋は触れないようにし、すぐに捨てます。処理後も10分程度消毒液をかけて待ちます。嘔吐物や使用したビニール手袋等は慎重にビニールに入れて感染しないように処理します。

次亜塩素酸ナトリウム消毒液は、目に入ったり吸い込んでしまうと危険なので、マスクと手袋をつけて、スプレーは使用せず、ポンプ式の入れ物にいれて布に染み込ませて拭き取りします。ドアノブやテーブル、スイッチ類、リモコン、キーボードなど、手に触れるもの全般を消毒します。電子機器の場合スプレーは使用せず、消毒液を含ませた布で、拭き取ります。電子機器については出来れば揮発しやすいアルコールが良いようです。

煮沸消毒について

100度程度の熱湯で、5分以上煮沸消毒を行うと、殺菌効果が期待できます。熱に強い食器類は、大型の鍋等で煮沸消毒できます。

 

生活の見直しで免疫力を上げる

免疫力アップ

実は非常に重要なのが、ウイルスに対しての抵抗力(免疫力)を上げることです。私も風邪を引く時はいつも徹夜仕事した時や、飲み会等で不摂生をしたときが多い気がします。免疫力は個人差もあり、全く病気にならない人もいますが、一般的には免疫力が下がると病気にかかりやすくなります。カラダの抵抗力が下がることで、ウイルスに負けてしまうからです。免疫力を上げる方法をいくつかご紹介します。

とにかく睡眠を確保すること

感染予防に睡眠時間はとても重要です。一般的な人であれば、7時間〜8時間程度の睡眠が必要です。睡眠不足になれば、確実に抵抗力が下がってきます。年齢も関係しているので、私も含めた40代以上の人は特に睡眠は重要ですね。

適度な運動をする事

私も含めて、運動不足気味の方は、要注意です。適度な運動ですので、1日20分程度でも良いので歩いたり、ストレッチするなどの運動は有効なようです。私も最近運動不足なのでがんばります。

清潔にしカラダを温める

体温と免疫に関係があることは良く知られている事です。毎日お風呂に浸かり、カラダを適度にあたためて、清潔にして眠るようにすると良いそうです。

食事にも気を使う

栄養のバランスを考えた食事を、しっかり食べることで、免疫力は上がるそうです。油ものやお菓子等、脂質・糖分のとりすぎをひかえ、良質のタンパク質やビタミン・ミネラルなどを摂るように心がけましょう。

リラックスする

リラックスして楽しめる気持ちも、免疫力を上げることに重要なようです。趣味や好きな事をする時間をつくったり、ゆっくり出来る時間を持つことも必要なんですね。

 

これまで放置してきていた、生活習慣の改善につながる事ばかりですが、ウイルス対策は、健康な体を作る事と繋がっているという事ですので、長生きするためにも頑張ってみる価値はありますね。

 

外出を控え、人混みを避ける。

人混みを避ける

最後に、どうしても避けられない外出ですが、出来るのであれば自宅にいることが感染症予防としては、最も安全といえます。しかし、どうしても外出が必要な場合は、マスクと消毒液を手に、できるだけ人混みを避けて、短時間で要件を済ませて帰宅する事です。仕事で終日外出する場合も、人混みや人との密を可能な限り避けて生活する必要があります。

  • 飲食店での座る場所(対面を避けてできるだけ間を空けて座る)
  • エレベーターでの密接を避ける(4人以上の場合は次を待つようにする)
  • トイレの利用にも注意(便座や蓋、ドアノブ等)
  • 職場での消毒や換気に注意(できるだけ換気しキーボードやデスクも消毒)
  • 仕事が終わったら真っ直ぐ家に帰る事

 

これらの事を注意すれば、絶対に感染しないとは言えませんが、確実にリスクを少なくする事ができます。現時点では新型コロナウイルスの全貌はまだわかっておらず、特効薬もない状態です。高齢者や基礎疾患のある人、何らかの理由で免疫力が下がっている人は、感染後に重症化する恐れがあります。

実際は、無症状の感染者の数がかなり多いと言う情報もあります。現在報道されている感染者数の数字は、実態の数字とは異なると思ったほうが良いと思います。

感染者の中には、感染源が不明な人が多く、感染者も散らばって報告されています。これは無症状の感染者がかなり多い可能性を表しています。家族間や、寮生活している人、会社の同僚など、グループ内で知らない間に感染が膨らんでいるケースが度々報告されています。発見されていない見えない感染が広がっており、見えない実態があることが解ります。

海外の感染状況はかなり深刻で、日本と違い大多数に検査を行っているため、数万人レベルの感染者が毎日報告され、死者数も大きくなっています。

日本もそのようになる可能性があります。

一人ひとりが出来ることは解っているので、しっかり対策をすることで、まずは家族や隣人の命を守らないといけませんね。

 

その他

新型コロナウイルスの影響で収入が激減した中小企業や個人事業主、フリーランスの方に、国や地方の助成金が出ています。過去の記事で紹介していますので、合わせて記事をご覧ください。

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編集後記

新型コロナウイルスは、私達の生活に大きな影響を与えています。これまでに大変な思いをされた方、また、今後多大な影響をうけてしまう方などが、多くおわれると思います。出来ることは限られていますが、一人ひとりが感染予防を行う事で、家族や隣人、医療現場などへの負担を減らし、感染減らす事に繋がると思います。あと半年なのか、一年なのか、数年かかるのかわかりませんが、感染予防を生活の一部としてあたりまえに行っていけるよう、努力していきたいと思います。

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